2019年10月08日

パソコンでYouTube動画を視聴するときのショートカットキー

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パソコンでYouTube動画を視聴するときのユーザーインターフェースのうち、

便利なショートカットキーを紹介します。

ただし、私はWindows、Chromeユーザーです。



数字キー(0〜9)再生位置を「数字$\times10\%$」に移動します。
例)0:動画の最初の場面。5:真ん中の場面。9:終わり際の場面。
Homeキー動画の最初の場面に移動する。
Endキー動画の最後に移動する(言い換えると、動画再生を終了する)。
再生リストなどの動画の場合、次の動画再生を開始する。
Shift + N次の動画再生を開始する。
音量を5$\%$上げる。
音量を5$\%$下げる。
5秒進める。
5秒戻す。
L10秒進める。
J10秒戻す。
K、Space一時停止/再開
F全画面表示/解除
I(アイ)ミニプレイヤー表示/解除
Tシアターモード表示/解除
C字幕表示/解除
Mミュート(無音声)/解除



ただし、動画のどこかをクリック(したりして、動画プレイヤーをアクティブに)している必要があるものもあります。

個人的には、再生位置を示す下の方の横線の下をクリックしています。



全画面表示の解除にEscキーが使えます。

また、自動再生をONにしている場合、再生終了後の数秒間のうちにEscキーで、次の動画の自動再生を止めます。




以下は余談であり、各ショートカットキーの由来の推測です。


「Shift + N」のNはNext(次の動画)で、動画再生に際してリスク(パケット量、ページ遷移に伴う待機時間・手間)があるため、Shiftを必要とした。

「F」はFullscreen(全画面)。

「T」はTheater(シアター)。

「C」はCharacter(文字)。

「M」はMute(ミュート)。

「J」「K」「L」について、
「戻る、停止、進む」はセットとして、キーボード上で3個の横並びになっているキーを割り当てたく、
右利きの人が多いため、右の方にあるもので、
他のショートカットキーとカブっていないものを探すと、「I(アイ)」「N」「M」は使用済みのため、
「J」「K」「L」が残った。

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2019年08月05日

MathJax($\mathrm{\TeX}$)で数式の一部を回転させる方法

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今回も\cssId{ID}{数式}を使います。

そして、CSSの「transform:rotate(90deg)」で回転させます。


例1:$\sqrt{2}$を時計回りに90度回転。
\[
\cssId{sample1}{\sqrt{2}}
\]
<style>
#sample1{display:inline-block;transform:rotate(90deg)}
</style>
この例では、回転の対象が1,2文字程度の横幅であり、回転後の高さはさほど高くありません。


例2:$\dfrac{aaaaaa}{bbbbbbbbbb}$を時計回りに90度回転。
\[
111\hspace{-0.6cm}\rule{0mm}{1cm}\rule{0mm}{-1cm}\cssId{sample2}{\frac{aaaaaa}{bbbbbbbbbb}}\hspace{-0.6cm}222
\]
<style>
#sample2{display:inline-block;transform:rotate(90deg)}
</style>
この例は回転後の高さが大きすぎて、分数が途中で切れてしまうような表示になるのを防ぐために、
\rule{0mm}{1cm}\rule{0mm}{-1cm}
を入れています。また、回転前の横幅の分だけ分数の左右に空白が出来るのを調整するために、左右に
\hspace{-0.6cm}
を入れています。



個人的に必要としたのが、unicodeにも無い記号を表示するために、↣を回転させたかったときでした。

このときは、回転後に矢を縮めるために、
scale(1,0.6)
も付けました。

$\rule{0mm}{4mm}\cssId{arrow1}{\mathfrak{↣}}$
<style>
#arrow1{display:inline-block;transform:rotate(90deg)scale(1,0.6);font-size:90%;}
</style>



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2019年07月19日

高木貞治プロジェクトを顧みる

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高木貞治さんの紹介から始めます。

高木貞治さんという数学者(Wikiによると1875-1960)がいました。

彼は数学の中でも、整数論(代数的整数論(類体論))の分野で活躍し、数学の書籍の執筆が特に有名で、数学以外の専門の人にも知られています。

今でも一部の書籍は、日本語の言葉遣い、漢字の新旧などを改めるなどして、出版が継続されています。


高木貞治プロジェクトの発祥について紹介します。

高木貞治さんが亡くなったのは1960年で、その50年(+数ヶ月)後は2011年1月です。

2011年1月の時点で、日本の著作権の法律では、書籍の著者が亡くなってから50年後には、その著者の著作権が消失するというものでした。

(この文章を書いている2019年7月では、「50年後」ではなく、「70年後」に法律が変わっています。
しかし、法の不遡及により、2011年1月の時点で消失した著作権は復活しない、と考えられています。)

そのため、高木貞治さんの書籍の著作権は2011年1月時点でも2019年7月時点でも消失しています。

これを機に、奥村晴彦さんという教授がTwitterで、今では高木貞治プロジェクトと呼ばれる活動を呼びかけました。

高木貞治さんの書籍をインターネット上にアップする、という活動です。

↑の一文は、様々な要素が絡んでいる文です。

奥村晴彦さん自身は特に『初等整数論講義』をオススメしていました。

他にも、賛同された方々から、『解析概論』の声が上がりました。

この会話は2011年のお正月のことでしたが、1月1日に入った時点で、青空文庫さんには『ヒルベルト訪問記』『回顧と展望』がアップされていました。

青空文庫さんでは、著作権消失のタイミングとなる1月1日になるときが待ち構えられ、アップする準備が進められています。

注記ですが、上記の『ヒルベルト訪問記』と『回顧と展望』は専門書(教科書)ではありません。

また、2019年1月に『蟻説』がアップされています。


高木貞治プロジェクトの活動の詳細に入ります。

青空文庫さんでのアップ状況も踏まえて、高木貞治プロジェクトでアップする書籍が選ばれました。

  • 解析概論
     改訂第三版,改訂第三版[新装版],定本
     A4サイズ弱、500ページ以上
  • 初等整数論講義
     第二版
     A5サイズ、500ページ
  • 代数学講義
     改訂新版
     A5サイズ、450ページ以上
  • 代数的整数論
     第2版
     A5サイズ、300ページ以上
  • 数の概念
     改版
     A5サイズ、100ページ
  • 新式算術講義
     初版
     A5サイズ位、450ページ以上

ここから、様々な関門が訪れます。

作業には複数人が参加します。

これは、意欲のほかに、作業量、スキルに起因します。

上記のページ数から作業量は明らかですが、
アップする形式は、写真やスキャンの画像形式ではなく、テキスト形式です。

また、数学書ですので、グラフ、概念を示す図、関数の表などもあります。

それを「きれいに」作成したい場合、ITのスキルが必要となります。

図に関しては1人でも図の描画に長けた人がいれば、解決します。

実際、『解析概論』の図の多くは作成されました。

(図を修正したいときは、その人しかできない、という課題があります)

数式をWebページ上でどう書くかということについては割愛します。


複数人が参加する、ということは、複数人がアップすることができる環境が必要です。

そこで選ばれたのが、Wikisourceです。

Wikipediaと同様に、Wikimedia財団のサイトです。

ここに次の問題が絡みます。

Wikimedia財団はアメリカの団体であり、もちろん、Webサーバはアメリカ(とオランダとシンガポール)に設置してあります。

サーバの地理的位置が日本以外であることで、サーバにアップするコンテンツ(テキスト、画像、動画などのファイル)には、その国の著作権の法律も適用されることとなります。

法律の詳細は割愛(^_^;)しますが、日本の著作権の法律より長い期間が必要となります。

結果、高木貞治プロジェクトで選ばれた6冊中5冊がWikisourceにアップできない、と分かりました。

 Wikisourceでない、日本国内のサーバで行えばいいのでは?
 残りの1冊はどうなったのか?
にお応えします。

Wikisourceは無料の複数人編集可能な環境で、しかも有名、という特徴がありましたが、日本国内サーバをどこか(大学?個人?高木貞治プロジェクトという団体設立?)から調達して、複数人編集可能な環境というアプリケーションをどこか(だれかが開発?)から調達する必要がありましたが、この時点で厳しかったのでしょう。

複数人編集可能な環境でなくても、1人だけが編集可能で、他の参加者はその人とメールのやり取りで作業を進める、というスタイルでも不可能ではないです。

ただし、リーダーシップやマネジメントのようなものがプライベートでその人に求められます。


残りの1冊はWikisourceで作業完了され、公開されています。

『新式算術講義』

読んでみると、いわゆる旧漢字が使われていたり、昔の日本語の文法で書かれていたりして、読みづらさがあります。
「指數の正なる場合に歸着せしむるなり」

『新式算術講義』は出版社から継続して出版されている、という状況でないため、書籍をアップするとなったら、この初版の文章をアップする、となるためでした。

同様の読みづらさが、他の5冊の初版にもあります。


高木貞治プロジェクトが日本国内のサーバを考える段階に入ったかどうかは不明です。

日本国内のサーバを選定、利用開始できて、複数人編集可能な環境を整えられたとしても、さらにもう1つ壁に出会うことになります。

5冊は新しい版となっていて、読みやすい日本語に直されて出版されています。

ここに関わった人の著作権が存在していた、というものです。

たとえ、新しい版に名前が追記されていなくても、著作権は存在します。

『解析概論』の改訂第三版では、黒田成勝さん。定本では、黒田成俊さん。

『代数学講義』の改訂新版と『初等整数論講義』の第二版では、改訂者と著作権継承者。

『代数的整数論』の第2版では、黒田成勝さん。

『数の概念』の改版では、高木佐知夫さん。

それぞれの著作権が存在しています。

『解析概論』の改訂第三版では、利用禁止です。

『代数学講義』の改訂新版と『初等整数論講義』の第二版では、出版社との折り合いを付ける方法が提示されています。

許諾があると、日本国内のサーバでなくてもOKです。

また、日本国内のサーバで、著作権が消失している版でアップすることはできます。

どれが致命的で断念されたかは不明ですが、高木貞治プロジェクトの活動はここで止まりました。


ちなみに、解析概論は「入力が完成していた」という声があります。


ここから、私の活動の宣伝となります。

解析概論であっても、著作権が消失している版を用いて、読みやすい日本語に直して、それを日本国内のサーバにアップすれば、法律の問題はないわけです。

新しい版が今も出版中であることに関する葛藤がありました。
(「2023年」はTPP発効後「2043年」となります。)

特徴をまとめます。

  • 個人
  • 著作権が消失している版の5冊は古書店で購入
  • 現代人が読みやすい日本語(何冊かやってる)
  • 日本国内の(有料)サーバと契約
  • ちょっと理系
  • ちょっとIT系
  • 作業量(何冊かやってる)

(何冊かやってる)というのは、数学や物理学の書籍を現代人が読みやすい文章にしてアップする活動を何冊かやっているという意味で、下記のリンクはもちろん宣伝です。


私の特徴を一つずつかみくだくと、Line Segmentは個人です。

インターネット上を探すと、5冊の購入は普通に行えました。

  • 増訂解析概論  (いわゆる第二版)
  • 初等整数論講義 初版
  • 代数学講義   初版
  • 代数的整数論  初版
  • 数の概念    初版


現代語訳と称していますが、「然るに」や「たる」などはスラスラ読めるようになります。

ホームページ自体はFC2で、サーバはアメリカにありますが、そのページで読み込んでいる外部ファイルはネットオウルにアップしてあります。

ネットオウルに問い合わせると、日本国内にあるということだったため、日本の著作権のみが適用されます。

ちょっと理系、というのは、$\mathrm{\TeX}$で数式を書き慣れているという意味です。

ちょっとIT系、というのは、図を描ける、HTMLファイルを作れる、サーバにアップできる、という意味です。

作業量についてですが、作業自体はストレス解消であったりもするため、完遂はできると考えています。

ペースについては、プライベートで行っているため、様々な事情にかなり左右されます。


また、読みづらい日本語の文章のまま、アップする活動については、私はやる気がありません。
『解析概論』、『初等整数論講義』、『代数学講義』、『代数的整数論』、『数の概念』などはチャンスです。
この活動に関して、yx4さんが『楕圓函數論』竹内 端三 著をPDFで行われました。


関連団体についての感想です。

高木貞治プロジェクトについて、サーバや複数人編集可能な環境、法律のところがクリアできれば、すぐにでも完了していたであろうことだとは思いますが、版の問題も『代数学講義』と『初等整数論講義』はクリアできるので、IT関連で完全にプライベートな部分で動こうという人がいなかったということかな、と思います。


かの青空文庫さんについて、国内企業のサーバにファイルを置いてきた経緯から、クリアされています。

また、進捗状況のメモを残すことで、複数人が同じ箇所を作業することがないようにされています。

そして、入力者の多さもあり、数多くの作品がアップされています。

数式についての懸念があり、数式の画像をアップされていますが、そもそも理系の専門書は僅かです。


岐阜新聞社さんによる記事掲載もありました。




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