2017年05月02日

梅雨は1つの季節か?

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梅雨の時期は毎年6月下旬〜7月下旬のようです。

気象庁 | 過去の梅雨入りと梅雨明け(関東甲信)

四季があるという認識の日本人には、梅雨が明ければ本格的な夏が始まる、というイメージがあると思います。
また、梅雨は春か夏かと問えば、春もしくは、春と夏の間となると思います。

しかし、雨が1ヶ月もの間、振り続けるという時期は、もはや梅雨という季節だと思います。

根拠(のようなもの)を考えてみました。




梅雨を$1$つの季節とする根拠
1. 梅雨に入ると、折りたたみ傘でなく、日常的に折りたためない傘を持ち歩くことが増えます。
季節に応じて服装が変わるのと同じように、人々の生活模様がガラッと変わります。
なので、梅雨も$1$つの季節とカウントするのもアリと思います。

生活模様が変わる他の例:洗濯物を干すとき。ファッション。

2. 日本にはない(みたい)ですが、乾季/雨季の区別がある国もあります。
降雨量で季節の分類を行う方法を取り込み、季節の仲間入りをさせます。

3. 四季はそれぞれ気温が異なります。
温度の他に湿度も考慮すると、
春 :気温低、湿度低
梅雨:気温低、湿度高
夏 :気温高、湿度高
となって、梅雨は春とも夏とも異なる季節として独立できるように思います。

4. さすがに1ヶ月も雨が続くと、1つの季節という認識でないと少しつらさがあります。


いかがでしたか。

四季でなく五季(←Google日本語入力の変換の中にあった!)だとは言いませんが、夏の前に短くない梅雨という季節があるという認識でよいと思います。

ここで、四季や五季という言葉や、初夏などの昔ながらの季節の分類法を調べようと思います。










先人による季節の分類
四季
Googleで四季と調べると、1件目に劇団四季が出てきて、検索結果の初期表示を埋め尽くしていました。
2件目にWikipediaがあり、
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この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
・出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2017年2月)
・独自研究が含まれているおそれがあります。(2017年2月)
・日本中心に書かれており、世界的観点からの説明がされていないおそれがあります。(2017年2月)
・ウィキペディアの品質基準を満たしていないおそれがあります。(2017年2月)
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といった記述があり、季節については人によって曖昧であるという雰囲気が漂います。

Wikiのページ内には「日本の一年間の四季とそれに伴う人々の営み」という項目が・・・。
季節を生活と結びつけるのは、季節の理解に必然的に表れることのように思われます。

ざっと見ると、
春:入学、入社、卒業
夏:水不足、海水浴
秋:行事、紅葉
冬:年末年始
といった感じで、特に夏と秋はその季節(気候)だからこそできる活動です。
(春のような$1$年のスタートはアメリカや中国では10月から。冬のような年末年始は多くの国で共有されているが、$1$月をいつに設定するかの話。)

上記のイベント感と比べると、梅雨には傘を差す、湿度に気を付ける、という活動しかなく、季節の新規参入は厳しそうです。


五季
上記の通り、Google日本語入力で「ごき」から変換しようとすると、五季が見つかりました。
これは、と思い、そのような言葉から季節を探っていこうという策略です。

Googleで「五季 季節」で検索すると、
五季 季節 - Google 検索
季節は五季ではないかという記事が多く見つかります。

例えば、検索の$1$件目に出てきた日本の季節は四季でなく五季だった!?を見ると、季節は春夏秋冬の四季の他にもあり、土用という時期があるとのこと。

土用と言えば、土用の丑の日で、日付を調べて、梅雨明けのタイミングと比べてみました。
土用の丑の日がWiki情報で申し訳ない。

梅雨明け土用の丑の日明けからの日数
20017月1日7月25日24日
20027月20日7月20日0日
20038月2日7月27日-6日
20047月13日7月21日8日
20057月18日7月28日10日
20067月30日7月23日-7日
20078月1日7月30日-2日
20087月19日7月24日5日
20097月14日7月19日5日
20107月17日7月26日9日
20117月9日7月21日12日
20127月25日7月27日2日
20137月6日7月22日16日
20147月21日7月29日8日
20157月10日7月24日14日
20167月29日7月30日1日


明けからの日数の平均は約6日で、梅雨明けとうなぎとは近く、梅雨に関連のあるイベントという解釈もできます!
梅雨にちなんだイベントが見つかったという意味では、梅雨カンパニーの業界参入へ大きな$1$歩です。

土用の丑の日は、土用という立夏の直前の◯◯日間という暦と、12日周期の十二支のタイミングが合う日であり、日付(暦)と関連のある事柄です。
梅雨は毎年異なる天候です。
それらの独立したものが毎年、同じようなタイミングで現れるのは、季節という概念を思わせます。
(暦は太陽との位置関係、天候も短期的な気候の変動も含めてカオティックな部分はあるものの、太陽が大きく影響しています。その意味で独立しているとは言い難く、また、暦と天候は因果関係ではなく、相関関係にあると言えます。)

土用の丑の日 - Wikipedia
土用 - Wikipedia

Wikiの土用のページによると、五行のうち、木、火、金、水を春夏秋冬にて、残りの土は、春夏秋冬の間の時期としたそう。
そのうち、夏に入る前の土用が、(夏の)土用の丑の日として定着しているそう。
季節の変わり目に土用が入るという意味では、春と夏の間に(夏の)土用が入るのか、梅雨と夏の間に(夏の)土用が入るのかは定かではないが、春夏秋冬の根拠は五行のうちの4つが春夏秋冬になっているから、となります。
(土用の元の五行では四季になっているが、梅雨とうなぎをつなげる試みは、土用の意味から直接には阻まれないということで。)



他にも季節というより、暦の考え方で二十四節気というものがありました。
二十四節気 - Wikipedia
表を見てみると、だいたい$15$日で区切っているように見え、季節との関連性は深くなさそうです。


現代人の実感
言葉から探っていく中で、とんでもないアンケートが見つかりました。

梅雨を$1$つの季節と思うかどうか聞いたものです。
アンケートの選択肢として、「すごく思う」と「全く思わない」の間に「少し思う」を設定して、「全く思わない」じゃない人が$97\%$というトリック(?)はあるにしても、「すごく思う」だけでも$68\%$あります。
さらに、「すごく思う」の割合を都道府県別に見ると、北海道の$35\%$を除いて、$46$都府県で$57\%$以上となっています。

国民的な規模で、梅雨の時期が$1$つの季節と実感されています。
季節自体は、五行などの考えから出発したのかも知れませんが、季節が生活とつながった概念であるとして、人々の感覚から季節の認識を考えていくのはアリだと思います。


そうは言っても、日本という国は何千年も前からあって、季節は四季という認識がずっと変わっていなかったので、四季のままで全然問題ないことも分かります。
そもそも季節が、「夏がキタ〜」、「冬が近づく」などと人間の情緒に訴えかけるものです。
その分類が二十四節気のようにたくさんあると、覚える側も大変なものがありますが、四季が五季になってもいささか問題は無いと思われます。
また、梅雨は明らかに、他の四季とは違っていて、かつ、自然現象に基づいた分類です。

「梅雨の季節感調査」結果発表 日本人の97%が梅雨を1つの季節として認識/2010.06.21

このアンケート結果は有力です。


東洋医学では春夏秋冬の間の土用を季節とする、という記事もありました。
健康情報についてはこちら↓。
「四季じゃなくて五季?」 2015 / 8 / 1



私の結論

結論として、人々の生活感に天候が影響を与える時期を季節と呼ぶとすると、梅雨は$1$つの季節とカウントしてよい。


タグ:生活 情緒


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