今回も\cssId{ID}{数式}を使います。
そして、CSSの「transform:rotate(90deg)」で回転させます。
例1:$\sqrt{2}$を時計回りに90度回転。
そして、CSSの「transform:rotate(90deg)」で回転させます。
例1:$\sqrt{2}$を時計回りに90度回転。
\[
\cssId{sample1}{\sqrt{2}}
\]
<style>
#sample1{display:inline-block;transform:rotate(90deg)}
</style>
この例では、回転の対象が1,2文字程度の横幅であり、回転後の高さはさほど高くありません。
例2:$\dfrac{aaaaaa}{bbbbbbbbbb}$を時計回りに90度回転。
例2:$\dfrac{aaaaaa}{bbbbbbbbbb}$を時計回りに90度回転。
\[
111\hspace{-0.6cm}\rule{0mm}{1cm}\rule{0mm}{-1cm}\cssId{sample2}{\frac{aaaaaa}{bbbbbbbbbb}}\hspace{-0.6cm}222
\]
<style>
#sample2{display:inline-block;transform:rotate(90deg)}
</style>
この例は回転後の高さが大きすぎて、分数が途中で切れてしまうような表示になるのを防ぐために、
\rule{0mm}{1cm}\rule{0mm}{-1cm}
を入れています。また、回転前の横幅の分だけ分数の左右に空白が出来るのを調整するために、左右に
\hspace{-0.6cm}
を入れています。
個人的に必要としたのが、unicodeにも無い記号を表示するために、↣を回転させたかったときでした。
このときは、回転後に矢を縮めるために、
個人的に必要としたのが、unicodeにも無い記号を表示するために、↣を回転させたかったときでした。
このときは、回転後に矢を縮めるために、
scale(1,0.6)
も付けました。
$\rule{0mm}{4mm}\cssId{arrow1}{\mathfrak{↣}}$
<style>
#arrow1{display:inline-block;transform:rotate(90deg)scale(1,0.6);font-size:90%;}
</style>