2017年06月09日

理系なら出来ておきたいIT技術 〜数式をキレイに印刷できますか?〜

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理系の人が文書を書こうと思ったら、数式をキレイに書けるPDFでしょう。

もしかすると、卒論までもWordでやり切る人もいるかも知れませんが、さすがに少数派だと思います。

数式を書く方法にはいくつかあって、
    1. プログラミング言語を習得する
    1. エディタを使う

おそらくこの2通りしかないでしょう。

マイクに声を発して数式を入力する技術は今のところ無いので。

音声入力は研究段階だそうです。
↓↓↓
スマートデバイスによる数学eラーニングのための数式音声入力インタフェースの構築



プログラミング言語を習得することで、ほぼ自在に精密に数式表示を調整する方法は昔からありました。

老舗かつ今の第一線と言える言語が$\mathrm{\TeX}$です。

これはPDFを生成する言語なので、PDFをプログラミングで生成できるようになるというメリットもあります。

もちろん閲覧用のAdobe Readerは無料で、$\mathrm{TeX}$のインストール等も無料です。


プログラミング言語としては他にもMathMLやAsciiMathなどがあります。

これらはWebページ上に表示する数式表示の言語です。

MathMLはHTMLの標準を策定しているW3C(World Wide Web Consortium)が関連技術として考案してきたものです。

MathMLにはPresentation MathMLやContents MathMLがあり、それぞれに意義を持たせてあります。

2014年のHTML5の正式勧告により、HTML5関連技術の1つであるMathMLをいくつかのブラウザで表示できるようになってきました。

FireFoxとSafariで表示できるそうです。(Safariはダウンロードがストップされていた・・)
↓↓↓
Can I use... Support tables for HTML5, CSS3, etc

Web上の数式表示の技術としては他にもAsciiMathがありますが、こちらは数式の記号などの種類が少なく、少しショボいです。

AsciiMathは専用のJavaScriptもライブラリによって数式表示されます。


$\mathrm{\TeX}$をWebページ上で表示させようという技術もあり、MathJaxというJavaScriptのライブラリがあります。

こちらは、HTML内に$\mathrm{\TeX}$を書くと、まるでPDFのようにキレイに数式を表示します。

また、$\mathrm{\TeX}$からPresentation MathMLへ変換したコードも即座に表示することもできます。

さらに、Presentation MathMLやAsciiMathを数式表示することができます。


数式を表示するためにプログラミング言語を習得するのなら、確実に$\mathrm{\TeX}$しかないです。

その理由は、MathMLは数字を1つ書くにも<mn>123</mn>と書いたり、文字を書くにも<mi>xyz</mi>と記述する必要があります。

このようなタグ(要素)による木構造がコンピュータによる解析には向いているのですが、人間が習得してキーボードでプログラミングするのには薦められません。

それを考慮して、MathJaxは$\mathrm{\TeX}$からMathMLへ変換しています。






エディタを使う場合、色々なエディタから選ぶ必要があります。

何がおすすめかは言いにくいですが、無料のオンラインエディタがありますので、その中から選ぶことをおすすめします。

その前にまず、出力するものを選ぶ必要があります。
    1. 数式表示ができればよい(その数式のキャプチャをとるため)
    1. PDFをダウンロード
    1. $\mathrm{\TeX}$のソースコード
    1. MathMLのソースコード



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