私は普段から、それなりに「ゲーム」もしています。
ネット上でできる「ゲーム」には、頭を非常に使うため眠気や風邪があるときには避けといた方がいいものがあります。
今回は、そんな中からオススメのものを3+1つ紹介します。
個人的な持論では、(思考において)集中しようと思ったところに集中できるのが認知能力だと思います。
- Lumosity
- 寿司タワーディフェンス改
- IQexams.net
- Cambridge Brain Sciences
- Simon Tatham's Portable Puzzle Collection
1. Lumosity
最初に紹介すべきはやはりLumosityでしょう。
Lumosity
ざっくり説明すると、脳科学・神経科学・認知科学の見地から、認知能力を高める目的で作成されたゲームサイトです。
毎日、ランダムに選択された3つのゲームを無制限にできる間は無料です。
全てのゲームをしたいとなると、有料になります。
料金表を載せてみます。
期間 | 料金 | 人数 |
---|---|---|
1ヶ月 | 1200円 | 1人 |
1年 | 6100円 | 1人 |
2年 | 9200円 | 1人 |
一生 | 30600円 | 1人 |
1ヶ月 | 1800円 | 5人 |
1年 | 10200円 | 5人 |
2年 | 15300円 | 5人 |
一番おトクなのは、無料で毎日3種類のゲームをしまくることです。
無料版でも、ゲームの履歴からあなたの認知能力の指数を算出してくれます。
それも、速さ(Speed)、記憶(Memory)、注意力(Attention)、柔軟性(Flexibility)、問題解決(Problem Solving)の5つの認知領域に分けて表示されます。
LumosityではLPI(Lumosity Performance Index)と称しています。
それらの結果を見ていると、自分の予想外な認知領域が高めだったりすることもあります。
私の場合、具体的な数値は避けますが、高い順に問題解決、柔軟性、速さ、注意力、記憶でした(2017年5月28日時点)。
問題解決は「(✧≖‿ゝ≖)ダロウナ」という具合でしたが、柔軟性のゲームは例えば、ピザと10回言って「ひざ」と言っちゃうみたいなひっかけ問題にひっかからずに簡単なルールの問題を次々と解いていくものですが、頭の中で思考方法を変えていくのが速いいんだろうなと思います。
また、5種類のうちmaxとminの差が結構あったりして、低めのゲームをもうちょっとねばって頑張ろうと思えます。
ちなみに、各ゲームのトップレベルに進むとスンゲームズいです。
YouTubeに動画がありますが、ヤバいです。
Lumosity - YouTube検索
YouTubeの動画のように無料版でも充分イケてるように思えます。
しかし、科学的なところに深入りしようとすると、有料版の魅力は他にもあります。
無料版では、5種類の認知領域のグラフが見られるだけですが、各認知領域の詳しい説明(英語)を読んだり、自分の年齢とLPIを社会全体の中で比較したり、個人の辿った履歴を見たりできるそうです。
私はずっと無料版ですが、ビジネスマンが本腰を入れて能力をアップさせるには、無料で試しにやってみて、有料版でトレーニングするのも手です。
Lumosityスタッフによる日本語の解説がありました。
Lumosity について - 神経科学者によって設計された、優れたブレイン トレーニング プログラム - Lumosity
2. 寿司タワーディフェンス改
うってかわってこちらはゲーム以外の何物でもないです。
寿司タワーディフェンス改 | モゲラ
回転寿司をモチーフに寿司が流れてくるので、人を配置して食べていってもらいます。
寿司皿が流れていってしまわないように、色々な能力をもった人たちを配置するようにタイミングも見計らって得点を稼ぎます。
この寿司タワーで頭を使う点は、始めはクリア自体が難しいことがあります。
登場人物のレベルアップができるので、少しずつ成長させて、maxにまでなったら余裕でクリアできるようになります。
さらに、得点のランキングがあるので高得点を狙い始めると、いよいよ頭の使い所です。
ステージによっては1位を穫れることもありますが、色んな人の配置の方法や配置するタイミングを試して、ライフぎりぎりでクリアできるような攻略方法を探って、やっと上位になるのです。
都道府県の数($\times2$)だけステージがあって、それぞれで上位を狙い始めると、もはや終わりが見えないので、脳トレと思うと良いゲームです。
3. IQexams.net
最後はLumosityとは別方面でちょっと本格的です。
IQexams.net
時間制限ありのIQテストがたくさん登録されているサイトです。
数十分で数十問の、図形や数字についてのIQテストが無料で行えます。
結果は1週間後にメールで送信されますが、いち早く知りたいときは5ドル支払います。
料金プランは他にもあります。
IQexams.net | Member plans
こちらのサイトでの結果はWorld Genius Directoryなどに登録したり、IQ団体に入会するためのスコアとして利用できます。
このような時間制限ありのIQテストが頭を働かせる理由について、自明かも知れませんが、時間制限のある中で少し急ぎながら抽象的思考を働かせて、答えを考える数十分はなかなか集中が要るものです。
また、事前に覚えるような事柄が無く、考え続けることのみが要されるので、あなたが頭を働かせることだけです。
ここでいうIQのスコアとは、病院や医師が証明証を発行するようなIQ(supervised tests)ではなく、種々のテストについて同様の方法でスコアを算出されているIQ(unsupervised tests)です。
そのため結果の信憑性が問われるかも知れませんが、インターネットで簡単に見つかるIQテストよりは、データに基づいて計算された値が出ているためsupervised testsに近いものです。
パターンやルールを見つける抽象的思考を鍛える目的でも有用だと思いますので、お試しあれ。
4. Cambridge Brain Sciences
Lumosityと同様に、脳科学の分野の研究から考案されたゲーム集です。
Cambridge Brain Sciences
1日の回数が少ないですが、面白く、結果が登録者全体の中でどの位置にあるか(パーセンタイル)も表示してくれたり、見ているとモチベーションになりやすいです。
個人的にはSPATIAL PLANNINGという高さに制限のあるハノイの塔のようなゲームにハマっていて、慣れるとレベル10でもいけます。
パーセンタイルの上位に登っていくのがハマりどころです。
また、毎日認知科学に関する情報がメール配信されて、チョコレートが認知能力向上を助けることなど学べます。
How to Use Chocolate as a Cognitive Enhancer
5. Simon Tatham's Portable Puzzle Collection
Simon Tatham's Portable Puzzle Collection
数独、ナンプレなどの要領で突き詰めていく系のゲームが、39種類(!)あります。
英語のルールを読んでみて、ハマりそうなのを見つけて、
何となくハマるのをやっていくのが、いいんじゃないかと思います。
Mapというゲームでは、四色定理
(四色あれば、同じ色が接さないように、地図を塗り尽くせる)
を思わせるように、一部だけ塗られた地図を四色で埋めていきます。